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緑茶と干し柿

ビタミンの仲閲以外にも、私たちが食物から摂取することができ、からだの抗酸化力を強化できる低分子抗酸化物(スカベンジャー)はたくさんあります。
まず、緑茶です。昔の人はその薬効を経験的に知っていたのでしょう。本来、お茶は薬として飲まれ始めたといわれています。

緑茶に含まれているカテキン(タンニン)は、有力なスカベンジャーの一員で、からだの中でビタミンCが酸化されるのを防ぐため、結果的に肌の健康によいといえます。
もちろん、紅茶やウーロン茶にもカテキンは含まれており、その元となる茶の葉には、緑茶の種類よりもさらに多くのカテキンが含有されています。
ただ、製造過程で葉を発酵させるために、その段階でカテキンが酸化され、お湯を注いで飲むときは、緑茶に比べてカテキンが半分以下の量に減少してしまっています。

また、緑茶には沸騰した熱いお湯よりも70~80℃くらいのお湯がよいとされているものですが、これは、お茶のおいしさを引き出すためだけでなく、その抗酸化作用を損なわないための配慮でもあるのです。
熱い湯の中ではカテキン同士がくっつき合って、スカベンジャーとしての能力をあまり発揮できなくなるからです。このように、先人たちの知恵には、科学的に検証してみても立派に説明がつく、合理的なものが多いことに驚かされます。

お茶以外でも干し柿が冬の保存食として重宝されてきた理由も、柿に含まれているタンニンが酸化防止効果を持っているといった具合です。

この記事のカテゴリーは「活性酸素老化防止」です。
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