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血液ってなに

【血液】という言葉を聞くとどのようなことをイメージするでしょう。

赤い液体で、舐めると鉄錆のような味がし、出血するとしばらくして固まって
赤い瘡蓋ができるという印象を持っているのではないでしようか。

血液は体重の5%を占めています。体重が60キログラムの人の身体の中には、約3リットルの血液が存在するのです。そして、この血液は、身体の中を網の目のようにめぐっている大動脈から毛細血管までさまざまな大きさの血管の中を循環することにより、生命維持に大切な役割をはたしています。

体中に酸素を運んだり、細菌やウイルスが体の中に侵入した時にはそれらを防御したり、出血したときに止血する働きもあります。

血液は、血球という形のある成分と、血漿という液体成分から成り立っていまて、血液には赤血球、白血球、血小板があります。

【赤血球】
赤い色をした中央部分が凹にへこんだ円盤状の細胞です。血球成分のほとんどが赤血球で占められており、血液1立方ミリメートル1マイクロリットル万個含まれています。
この赤血球の中にはモグロビンがあり、酸素を結合したり離したりすることができ、肺から筋肉などの組織に酸素を運搬する大切な働きがあります。

【白血球】
血液1立方ミリメートルにつき4000~9000個あります。その過半数は分葉した核を持つ好中球であり、細菌感染症のときに重要な役割を果たします。この白血球が滅少すると重篤な感染症を引き起こします。その他に数%以下の割り合いで好酸球、好塩基球がみられます。
これらの細胞は、弱い貧食作用があり、アレルギーなどに関わっており、喘息や花粉症などアレルギー疾患のときには好酸球が増加します。

また、白血球のなかの約30%はリンパ球で占められています。このリンパ球は円形で核が非常に大きく、体積の80%以上であるのが特徴であり、体の免疫に大きな役割を果たすことが知られています。

【血小板】
赤血球よりもかなり小さな血球で、核を持っていません。血液中1立方ミリメートルの中に13~40万個含まれており、出血した時に血を止めるのに重要な役割を果たします。

【血漿】

血液に抗凝固剤を加えて遠心分離し、固形成分を沈澱させたあとに残る淡黄色の液体です。一方、抗凝固剤を入れないで遠心分離したものは血清と言います。
これらの違いは、前者にはフィブリノゲンなど凝固因子が含まれていますが、後者には含まれていない点です。血漿の9割は水分で、残りはアルブミン、グロブリンなどタンパク質や、糖質、脂肪、塩類など電解質などで構成されています。

この記事のカテゴリーは「成分」です。
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